2011年9月28日水曜日

思考(嗜好)の住み分け

前の更新からだいぶ時間が経ってしまった・・・(´・ω・`)

思考整理を兼ねてこのブログをやっていたりするのだけど、

実は案外私自身は物凄い興味の幅が広かったりする。

ただ、ここは五行歌を中心の物思い整理場みたいな扱いなので(それでも動画かなり多いけどさ)

そういうスタンスで通している。

と言うか、自分の中でそれぞれの興味ごとジャンル分け住み分け

整理してないと落ち着かない。実際の本棚の整理は出来ないのにw


もっぱらこれとツイッターを使っているけれど、今回新しく試してみたのがG+

ツイッターのフォロー別個室化みたいな解釈で使っています。

動画や写真も貼りやすい。ツイッターやmixiは宣伝的であるけれども

こちらはディスカッション向きかなぁ。

イベント打ち合わせとかそういうのに使うのも便利。

そこまで高度じゃなくても井戸端会議でもいい訳であるし。

私も始めたばかりなので試行錯誤中ですが、有志とあれこれ試しております。

Googleアカウントを持っていれば誰でも参加できるようになっているのでお試しください。


という事なので


長らくほとんどアプリくらいしか使っていなかったmixiはさくっと退会しております。



こちらのブログを覗いている元マイミクさん、元気でやっておりますのでご安心をw

2011年9月17日土曜日

すべては救えない

ふと、思い起こして13年前のある事をネットで探して

久々に見る名前をじっくり見ていた。

知っている方は知っていると思うが、所謂かなりの事件がその頃あった。

その当事者は同級生だった。

どこまでも優等生に育てられた当人は、学生の頃からその傾向はあったけれども

世の中に迎合出来ずとも当人の信じる正しき事はどこまでも貫く質だった。

結果としては自分の「生きている」「役立っている」価値を

他者の心と寄り添い救うところに見出したが、的外れの理想の都合良さに気が付けず

ようやく気づいたのは、救おうとしていた他者を救えなかった時だったと思う。


彼は絶望した。きっと主に自分自身に。


そうして自身の生を放棄した。



救えなかった事例を思えば同情の余地はないけれど

もう少し、もう少しだけの「妥協」と「融通」を社会に出てから

学ぶことは出来なかったのか。



そして今更ではあるけれど



学生の頃、彼の気持ちを素直に受け入れていれば



歯車は違う方向へ回れたのだろうかと



救える命もあったのではないかと







すべてを救う、という的外れの善意ほど純粋で傲慢で悲しいものはない。

私の繰言だって彼のそれと大して変わらない。



きっと同じことだ。



すべてを救う事は出来ない。



その真理の重さが、今の私の足をしっかりと地につけさせている。

2011年9月12日月曜日

突発的チャゲアス特集記事

( ´゚д゚`)エーごぎょうかの話とかじゃないのかよー、とか思ってる方。

古代の「ウタ」の始まりは神の詔、そこから派生して詩歌、舞踊、歌謡、演劇のルーツが始まったので

詩歌以外の話題を語るのは何ら自分の中では矛盾はないのでございます。

生まれて今までの生活の中で、どんな音楽や文学、メディアに影響を受けてきたかを

それこそ他世代と比較しつつ振り返ってみるというのは重要だと思う訳で。


Chage&Aska

実際はもう少し私よりは上の世代の人がリアルタイムで聴いていたかもですが、「Say Yes」で

大ブレイクしたのでそっちのイメージが今の人にはあるでしょう。

でもこの方々の同時代の他のアーティストも本当に音楽スキルが高いなあと思います。




こういうスケールの大きい歌って歌える人、今はいないんじゃないか。



何も考えずともファイトが湧く。



ナイーブで強靭な詞を書くASKA でもそれ以上に未来の予見のようなこういう感覚も持ち合わせていたと

いうところが驚き。




昔の仕事先の上司が激歌上手で、カラオケで歌うこの曲が絶品でした。




ミスチルとのコラボ。健在です。桜井さんの子供のような表情もいい。




個人的推しの曲。

2011年9月5日月曜日

実感の表し方

ゆるっと本誌感想。


特集


自分のはとりあえず置いておいて・・・(やはり活字にすると・・・なんだかなあ、反省点は多々。)



◆紫桜さんは旦那さんのアメリカ出張へ伴って最近帰国してきたのですが

細かい経緯は知っているとはいえ、その時の精神状態や心の移り変わりは

五行歌だと非常にわかりやすい。ある部分の「太さ」は私にはないのでそこが羨ましい。


◆野田さんの、虚と実を、世の理を、日々のカオスに紛れた本質を、関所で吟味する仕分け人の目線。

世間に付随するものには厳しいが、それから逃れたもの(自然とか)には優しくもある。

その落差に、読む人は生きていく際生まれる矛盾や業みたいなものを重ねて共感するのだと思う。



あと、福島さんの今回の作品。

たとえば虚構美を良しとする人がいきなり社会的メッセージを前面に出して来たら

普段その世界を味わっている方からすれば面食らうが、「なぜ?」という疑問が湧いた時に

「こういう表現に今回至った経緯はなんだろう」と思いを馳せるのが賢明かと考えた。


こういう直接的な事をあえて本誌に載せたという事は、最近の世情に対する批判であるのと同時に

あまりにも原発がらみな歌が多い事(致し方ない事ではあるけれども)に対しての

痛烈な皮肉でもあるのではないかと感じる。

彼口調で言うところの「ワイドショーの受け売りでしょ」

そういう意識から脱却したところに本来歌はあるべきであって

そこでようやく歌対歌の対等なものになるのだと。

それこそ被災者もそうでない人も関係なく。

ささやかに発刊

sen表紙

とりあえず完成しました~。

とにかく超個人的なものなので好き嫌いは出るかもですが

http://p.booklog.jp/book/33148

こちらから閲覧、ダウンロードどうぞ。